2006年2作目の新作ゲームです。僕らの時代は小学校低学年になって皆が必ず覚えるゲームが3目並べでした。通常3目並べは必ず引き分けになります。なのでゲームとしてはすぐに飽きられてしまいます。かなり以前からゲーム性のある3目並べを製作してみたかった願望がありましたが、なかなか妙案が浮かびませんでした。クラフト作品としてのゲームを製作している時にふと浮かんだのが、計算の要素を取り入れたルールでした。
小さな子供でも簡単に覚えられる3目ゲームに算数足し算の要素を入れて、楽しく遊べる脳のトレーニングゲームとなっています。計算も1、2、3の最小単位の数字なので子供から大人まで対等に遊べます。合計点が18点なので時々引き分けが起こりますが、かえってそれが勝ち負けだけにこだわらない脳のトレーニング的要素を作っています。引き分けにしない場合はタイルの色を指定して、より多くの駒が指定色タイルに載っている方を勝ちにすれば引き分けはなくなります。
数字に惑わされて3目並んでしまうことも多々有り、結構遊べます。上級者用にタイルの数字を1〜9にしたルールも考案していますが、自分としては難しすぎてちょっと抵抗感があります。1、2、3ぐらいが自分の頭には合っているようです。
ゲームは簡単だけど、意外に奥は深いです。
プレー人数:2人
プレー時間:1分〜3分
戦略度:★★★★★=6
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