ルール改定2009/06/26

『シフラゲーム』


【用語の説明】
ゲット:自駒で敵駒を獲得すること。自駒が移動によって敵駒のいるマスタイルに到達するとゲットできます。
マーク:次の1手で敵駒をゲットできる状態を指します。
コンクリート:自駒が敵陣に到達したことを指します。コンクリートした駒は得点が確定し、その場から動かすことはできませんが、敵にゲットされることもありませありません。

【ルールの概要】(スクランブル=総合的ゲーム)
自地、敵地、安全地の3色のカラータイルで構成された9×9マスの盤面上に1点から9点の点数の付いた9個の自駒を動かして、敵駒をゲットしながら敵陣にコンクリートすることによって得点を争うゲームです。 駒には数字が書かれていて、コンクリートした駒の合計点が多い人が勝ちです。 いかに高い点の駒をコンクリートするかが戦略のポイントです。

【ゲームの始め方】
1:まず最初に盤面上の自地、敵地のカラータイルを動かし無作為に配置して盤面を作ります。ブルーの安全地タイルは常に固定(4辺の中央と盤の中央)されています。ゲームが始まったらタイルは動かせません。
2:先手を選ぶか、自駒の色と陣地を選ぶかを決めます。ダイスまたはじゃん拳などで、勝った方に選択の優先権があります。
3:陣地が決まったら(選んだ1辺が自陣、反対側が敵陣となります)、敵に数字が見えないように駒を裏返して自陣タイル(手前1列の9枚)の上に並べます。
4:両方が並べ終わったら、駒を表に返してゲームがスタートします。

【プレーの仕方】
先手後手と交互に1手づつ駒を動かします。パスは出来ません。敵駒が入っているタイルの上に自駒が入れば敵駒をゲットできます。ゲットされた駒はそれ以降使うことはできません。
自駒が敵陣まで到達するとその駒はコンクリートして点数が確定します。駒の上に書かれた数字が得点です。コンクリートした駒は敵が取ることができませんし、自分も動かすことができません。
自駒がすでにコンクリートしたタイルの中に再びコンクリートすることはできません。
自駒あるいは敵駒のどうちらか一方の駒が全てコンクリートしてしまうか、あるいはゲットされて盤面上に無くなってしまった時にゲームオーバーとなります。その時点で盤面上に残ったコンクリートしていない駒は得点にはなりません。
どちらかのプレーヤーの駒が1個になった時点から両者で20手動かした時点でゲームオーバーとなります。この場合も盤面上に残った両者のコンクリートしていない駒は得点にはなりません。
また同じ駒の配置が2回以上繰り返し現れた時もゲームオーバーとなります。この場合も盤面上に残った両者のコンクリートしていない駒は得点にはなりません。

【勝敗】
勝敗はコンクリートした駒の合計点が多い方が勝ちとなります。
同点の場合はコンクリートした駒数が多い方が勝ちです。
コンクリートした得点も駒数も同じ場合はゲームオーバー時点での生き駒数の多い方が勝ちとなります。
全て同じ場合は引分けとなります。

【駒の動かし方】
1:駒は一手につき前後、左右、斜めのどの方向にでも1カラータイル以内の範囲で動かすことが出来ます。 ただし自駒と同色のカラータイルは、連続している限り一つのカラータイルとみなして動かすことが出来ます。
2:自駒に重なったり、自駒・敵駒を飛び越えて動かすことは出来ません。
3:盤面中央の青い安全地のカラータイル(3枚)の中には入ることも飛び越すこともできません。 ただし、陣地内安全地のカラータイルは、陣地が決まった時点でその陣地の色となります。

【アレンジゲーム】
<15ポイント>
基本的な進め方はスクランブルと同じです。先にコンクリートした駒の合計が15点になった人が勝ちです。あるいは15点にならないように相手の駒をゲットした人が勝ちです。
<9ゲット>
9点の駒を陣地の中心(安全地タイルの上)に置き、9点の駒を先にコンクリートすれば勝ちです。また相手の9点駒をゲットしても勝ちとなります。9点以外の駒はコンクリートしません。

【情報】
小冊子「シフラゲームの攻略法」西條正憲著B5版24ページがあります。 希望者には無料で配布しています。




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