久しぶりに本格的対戦ボードゲームを思い付きました。ここ1年はパズル的なゲームが多かったので、ガッつり系の2人対戦ゲームは久しぶりの考案です。
きっかけは1ヶ月程前にギガミックス社のクアルトという4目並べゲームを見た事。このゲームには駒に敵味方の概念が無く駒の持っている要素で4つ並べることが面白いゲームです。
そして先日のデザインフェスタに出展していた大橋新さんが考案した挟み将棋みたいなゲームです。身方の駒が敵対する2つの要素からなり、同じ要素駒だけが敵を挟むことが出来るとても面白いアイデアのゲームでした。
さて、この2つのゲームのアイデアがミックスされて、ちょっと新しいゲームが頭に浮かびました。
概要はこんな感じです。
赤い部族と黒い部族が2人の王様の家臣に別れて支配され、挟み将棋のように戦うゲーム。同じ色の部族同士は敵味方関係なく強力して挟めるのがポイントです。
自分の中に敵がいて、敵の中に身方がいるというちょっとややこしいゲームです。赤い部族にとって敵の赤い部族は敵でもあって味方でもある。黒い部族もしかり。なんてパラドクシカルなルールなんだ。
後にこのシステムを「Dual」と名付けました。
一応ゲーム名は『R&B』(アールアンドビー)。リズムアンドブルースの音楽みたいだけどRed&Blackの略だよ。なんて単純!
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