【持ち駒と初期配置】
各プレーヤーは各々30個の持ち石があります。
7×7マスのボードの中央3×3マスはブランクスペースです。
12個の宝石をダイヤモンド状にボードに初期配置します。
またお互いのイニシャルストーンを自陣コーナーに初期配置します。
【手番に出来ること】
適当な方法で先手後手を決めます。
手番に出来ることは自分の持ち石をボードに配置することです。最初は必ず自陣コーナーに置かれた
自分のイニシャル石から始まります。配置は縦または横に直線状に延びるように配置する事ができます。
配置の途中で配置された石を起点に左右に曲がることもできます。ただしバックや斜めには配置できません。
配置出来る石の数は1個〜6個まで自分の好きな任意の数を配置することができます。
【宝石、敵石の獲得】
一連の配置の延長線上に宝石または敵石が有る場合はそれらを飛び越して配置することができます。
ボードの外や中央のブランクスペースに入ってしまう場合は、その方向には配置できません。
飛び越えた宝石と敵石は手番終了時にボードから取り除き得点として獲得できます。宝石は2点、敵石は1点です。
【イニシャル石の取り除き】
自陣にイニシャル石が有る場合は石の配置は必ずイニシャル石から始めなくてはなりません。
自分の手番終了時にイニシャル石をボードから取り除くことができます。その場合次回からの手番ではボード上に
配置された自分の石のどこからでも起点にして石を配置することができます。
ただし一度取り除いた自陣コーナーには自分の石を置くことはできません。敵陣には置くことができます。
【コーナー石の取り除き】
自陣敵陣以外のコーナー2カ所には石を置くことができます。ただしコーナーに置かれた石は敵の手番の時に敵が
いつでも任意にコーナーから取り除いて獲得石にすることができます。
【プレーオーバーとゲームオーバー】
先に全ての持ち石を使いきってしまった場合はそのプレーヤーはプレーオーバーとなります。
相手プレーヤーは残りの持ち石を使いきるまでプレーを続行します。一度に置ける数は通常の手番と同じです。
両方のプレーヤーが全て石を置ききった時にゲームオーバーとなります。
【勝利条件】
1:獲得石の合計点が多い方が勝ちです。宝石は2点、敵石は1点です。
2:同点の場合は後手の勝ちとなります。
3:パスは出来ません。合法手が無く持ち石を置けない場合は負けとなります。
注意:【手番とは】
ゲームの始まり、手番の始り、または敵から手番を譲られてから、自分が任意の石をボードに置いて飛び越した
宝石または敵石をボードから取り除き終わって5秒後までとします。
宝石、敵石を取り除き始めてから自分の石を追加して置くことはできません。
取り除く石が無い場合は「どうぞ」と言って敵に手番を譲ります。
【特別ルール:賢者の石-神の微笑み】
完全アブストラクトゲームが苦手な人のために「運」の要素を加味したルールを用意しました。
ダイスを使います。手番の時に配置する石の数をダイスを振って出た目の数だけ配置します。
その他のルールに変更はありません。
これで「運」の要素が20%程度ゲームを左右するようになります。
ただしお互いに持ち石30個を使いきるまでゲームが続きますので、「運」だけでは勝つことはできません。
悪しからず!
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