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CIFRA :シフラ
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CIFRA :ルール解説ページ
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cifraはスペイン語で数字、数の合計、暗号の意味で、数を表す言葉です。
1から9点、9個の駒をチェスのようにボード上を動かし、駒の取り合いをしながら相手陣地への上がりを目指すゲームです。
上がった駒の合計点を争うので、小さな点数の駒で攻撃し、大きな点数の駒は上がりを狙うのが戦術です。
駒を動かす戦略などのゲーム感はチェッスや将棋に似ていると思います。
CIFRAは山本が作った第一作目の創作ゲームなので、初期のルールは記述方法などがかなり難解な文章になっています。(今さらながら反省)
今までゲームを考案したことも、他のゲームをプレーしたこともまったく無かったので当然と言えば当然のことです。
そのため2009年に2つのルール改善を行っています。
●一つは駒の色や先手後手決定方法など、プレー前ルールの変更です。
●もう一つはゲームオーバー時点の生き残り駒の得点換算に関する変更です。
この変更に先手後手がより公平になりアブストラクトゲーム的になりました。
また若干鈍りぎみだった終盤のプレーが緊張感とスピード感のあるものに変わりました。
さて、プレーの感想です。
ボードのマス配置を読む能力と全ての駒が単独にならないようにフォローする位置関係を保ちながら動かす能力が必要です。
その意味ではチェッスや将棋を嗜む人が強いと言えます。
ただし勝敗を決める合計点が上がった駒のみなので、上がり駒の得点が上回っている時点で逃げ切る戦略も有効となり、
その意味では守備的よりも攻撃的なプレーヤーの方がこのゲームを楽しめると思います。
ボードのマスパターンが毎回異なるので、プレー回数が増えて経験値が上がっただけでは必ず勝てるようにはなりません。
その辺はかなりもどかしいゲームだとおもいます。
プレー時間は30分〜1時間程度かかりますので、比較的重たいゲームが好きな人向けだと思います。
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