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不成駒(ならずもの)将棋

ごいた駒製作の経緯
この夏(2019年)にゲームファンのお客様から「ごいた」が遊べるタイル製の駒を作ってほしい依頼をうけて、成らない(裏面が無い)タイル製の将棋駒を製作しました。
ごいたは今までに1度だけプレーをしたことがあったので、すぐにおおよその製作ポイントは理解できました。
お客様からは駒の仕様に関しては、漢字だけの物と得点(10点、20点、30点、40点、50点)を入れた物の2種類をご希望されていました。
ゲームデザイナーとしては数字そのものではなくて、数字をタイルデザインとしたものを新たに考えて3種類を提案しました。
駒デザイン案

基本のプレースタイルを考慮してタイルは手のひらに収まるサイズがベストと思い、20mm角サイズのタイルを選びました。 裏面を無地にするためと卓上にに置いて起立するように2枚合わせ仕様を提案しました。
駒用タイル 駒用タイル

そして完成したものがこちらです。ごいた用の駒としては、手触り、重さ、大きさといってかなり完成度の高いものに仕上がりました。
ごいた駒 ごいた駒
ごいた駒 ごいた駒

不成駒将棋までの諸々の経緯・事情
完成した駒がとても良くできたので、Twitterなどネットで紹介したところ、製作の問い合わせを多数いただきました。LOGY GAMESとしては「ごいた」を商品化する予定はなかたので、タイル製駒のみの注文製作を開始しようかと考えていたところ、 日本ごいた協会さんから「ごいた」販売に関する登録申請のメールをいただきました。下記です。

我々は普及活動の一環として、まだ世間一般への認知が行き届いていない「ごいた」の認定制度を設けております。主な目的としては「これは”ごいた”ではない」と思われる商品がごいたとして販売され、普及してしまうことを防ぐことにあります。 未認可で販売しても良い前例が出来てしまうことは避けなければならない為、ご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます。
今回の「ごいた駒」につきましては是非とも認定の手続きを行って頂き、販売頂ければと思います。 以下に認定に関するガイドラインや、申請書等がございます。 ご面倒ではございますが、一度ご検討頂ければ幸いです。
ご質問等あれば遠慮なくお尋ねくださいませ。

日本ごいた協会さんのホームページを見に行きましたが、どのような法的根拠で認定制度を運営されているのかよく分からなかったので質問したところ、「ごいた」の商標登録による商品名使用許可制度とのことでした。
LOGY GAMESとしては「ごいた」ゲームを製品化する予定がありません。年間駒製作の依頼があっても数個程度のことです。なので当初はごいた駒の製作依頼を受けないことに決めました。
しかしその後も各所からお問合せをいただいたので、対応策を考えました。
そこでごいた駒を使った変則将棋を考案して「ごいた駒将棋」として製品化して販売することを日本ごいた協会さんに提案しました。 もちろん日本ごいた協会さんには登録申請を行い、販売数規定をこえた場合のロイヤリティー支払いも同意した上です。
LOGY GAMESもゲームの著作件をライセンス販売している立場ですので、商標件や諸々の権利に関しては尊重しています。
今回の提案は「ごいた」そのものではなくて、「ごいた駒将棋」というごいた関連商品として商標の使用を認めてもらえるのかという判断になります。 こうすればゲーム出版社としてのLOGY GAMESの利益と日本ごいた協会さんの利益の双方の立場を守りながら有益になるのではと考えたからです。
日本ごいた協会さんからは下記の回答がありました。

ご提案頂きました「ごいた駒将棋」としてのタイアップにつきましては、今回はタイアップはしない方向で考えております。 理由としましては以下の通りです。
・ごいたは、アナログゲームの愛好家にとってはメジャーとなっているかもしれないが、一般にはまだメジャーではないと協会は考えており、本来のごいたではないものとタイアップするのはまだ時期尚早と判断する。
・ごいたの要素が駒の構成だけであり、また本場では使用されていないタイルを使用したものである。ここから本場のごいたを想像するのが難しい。

日本ごいた協会さんとは今回の件に伴い、1か月を費やして色々とお話合いをしてきました。お互いに喧嘩をしているわけではありません。 ビジネスとしてどのようなお付き合いが出来るかを模索していました。
残念ながら「ごいた駒将棋」を通して「ごいた」の普及にすこしはお手伝いできればと思っていましたが、今回は断念することにしました。 近い将来このタイル製の駒が多くの人の目に触れて、その価値が見いだされて、お互いに協力できれば好いなと思っています。

不成駒(ならずもの)将棋の誕生
さて、そのような色々な経緯を踏まえ、以前からデザイン将棋や色々な変則将棋を考案してきたこともあり、この駒の特性をフルに活かした変則将棋「不成駒(ならずもの)将棋」を考案しました。 成利の無い駒の将棋という意味です。

最大の特徴は、駒にはそれぞれ異なった攻撃力があり、その攻撃力の違いによって、取った駒の処理が異なります。 タイル隅のドットが攻撃力を示しています。 狭い盤面で初手から駒の取り合いが始まる、まるで喧嘩のような将棋は、まさに「ならず者将棋」です。
不成駒将棋

タイル駒32個、ボードは紙製ラミネート仕様(4分割)で箱入り、
税別定価:4800円+消費税8%384円+送料(全国一律500円)合計:5684円です。
駒のサイズは20mm角タイルで2枚合わせになっています。
駒のデザインは3種類(漢字のみ、漢字+数字、漢字+ドットデザイン)から選べます。

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もう少し安価な1枚タイル製、税別価格は2800円も用意しています。
不成駒将棋 不成駒将棋
不成駒将棋

不成駒(ならずもの)将棋のルール
基本のルールを記しておきます。通常の将棋駒やごいた駒で遊べます。プリント&プレー用のボードイメージも貼っておきますので、 よろしければプリントしてご利用ください。将棋初心者や外国人でも駒の動きが分かるようにボードの端に駒の動かせる方向の図が入っています。
是非楽しんでみてください。

2人対戦の将棋です。ボードは5×8マスです。1人16枚、合計32枚の駒を使います。

ルール概要は下記です。
「手前2列が自陣で16個の持ち駒を自由配置(順番に1駒づつ)します。
駒の動かい方は将棋と同じです。「し」は歩の成金なので金の動きをします。将棋の成りはありません。
駒獲得のルールが少し将棋とは違います。駒によって攻撃力が違います。
勝敗は、敵の王(玉)を取ったプレーヤーの勝ち。または自分の王(玉)を敵陣一段目まで到達させて次の相手手番で取られなければ勝ち。2通りです。

攻撃力「し(歩の成金)」は1、馬・香は2、金・銀は3、飛・角は4、王(玉)は5です。
攻撃力の強い駒が弱い駒を取った場合はボードから取り除き、以降プレーには使えません。
弱い駒が強い駒を取った場合は、取られて駒は相手プレーヤーに持ち駒として返還されます。
プレーヤーは手番の時に駒を動かす代わりに持ち駒をボード上の空きスペースにどこでも配置することができます。
同じ攻撃力の駒で取った場合は両方の駒がボード柄から取り除かれて、以降はプレーに使えません。
王で王(玉)を取った場合は引き分けゲームオーバーとなります。
勝敗は、敵の王(玉)を取ったプレーヤーの勝ち。または自分の王(玉)を敵陣一段目まで到達させて次の相手手番で取られなければ勝ち。2通りです。

不成駒将棋ボード



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結構読みごたえがあって、面白いですよ。手前味噌ですが・・・

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デザインSHOGI(将棋) 駒デザインに関する考察 2009/12/12





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